- 2025-03-21
「デュエットナイトアビス」が中国で大規模なベータテストを実施
日本市場でも配信予定の二次元アクションゲーム「デュエットナイトアビス」は、2月に中国市場で初回ベータテストを実施した。
本作はバトルの爽快感が特徴で、キャラクターは近距離攻撃、遠距離射撃、スキルという3種類の攻撃方法を自由に組み合わせて戦える。
2月中国ゲーム版号発行
・人気三国系カードバトルRPG「オリエント·アルカディア」の続編が国産版号を取得
・人気シリーズ「Plants vs. Zombies」の3作目が海外版号を取得
「デュエットナイトアビス」が中国で大規模なベータテストを実施
・HeroGamesの二次元アクションRPG「デュエットナイトアビス」が初めて大規模なベータテストを実施
・爽快なアクションバトルモデルが注目されプレイヤーの話題になり、多くの媒体にも取り上げられた
アクションゲーム「境・界 刀鳴」、初のベータテストを実施
・ByteDanceが「BLEACH」の権利を獲得して開発した作品「境・界 刀鳴」が2025年3月にベータテストを実施
・「境・界 刀鳴」は原作アニメの世界観を再現し、刀剣の勝負を強調するアクションゲーム
中国大手IT企業360が、新作「時隙之旅」を発表
・中国大手IT企業360傘下の「星曜スタジオ」が二次元スマホゲーム「時隙之旅」を発表し、PVも公開
・ 「時隙之旅」は二次元ユーザー向けのカードバトルRPGで、世界観とビジュアルが魅力
複数の人気スマホゲームが「DeepSeek AI」の導入を開始
・Tencent Gamesは「PUBG MOBILE」に「DeepSeek AI」を導入し、「AI NPC」を実装
・NetEase Gamesは「逆水寒」と「夢幻西遊」に「DeepSeek AI」を導入し、「AI NPC」を実装
2月中国ゲーム版号発行
2025年2月21日、中国国家新聞出版署が2月分の国産ゲーム出版番号と海外ゲーム出版番号をそれぞれ発行。
計113タイトルが国産番号を取得し、3タイトルが海外版号を取得した。
国産版号を取得したタイトルで最も注目されている作品は、2025年1月に発表されたばかりの「オリエント·アルカディア」の続編「三国幻想大陸2 枭之歌」。
そのほか、中国国産3Dアニメ「不良人」の最新スマホ版も版号を取得した。
海外版号を取得した主なタイトルはカジュアルゲーム「Plants vs. Zombies 3」と簡体字版「Door Kiciers:Action Squad」だった。
今月の版号を取得したゲームリストは国家新聞出版署の公式ウェブサイトで確認できる。
国産ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202502/t20250221_885431.html
海外ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/jkwlyxspxx/202501/t20250121_883081.html

▲左)「オリエント·アルカディア」の続編となる「三国幻想大陸2 枭之歌」は国産版号を取得
右)人気国産アニメから生まれたスマホゲーム「不良人」の最新スマホ版は国産版号を取得

▲左)大人気シリーズ「Plants vs. Zombies」の3作目は海外版号を取得
右)PC端末でリリースされた「Door Kiciers:Action Squad」の 公式簡体字版は海外版号を取得
画像出典:TapTap
「デュエットナイトアビス」が中国で大規模なベータテストを実施
日本市場でも配信予定の二次元アクションゲーム「デュエットナイトアビス」は、2月に中国市場で初回ベータテストを実施した。
本作はバトルの爽快感が特徴で、キャラクターは近距離攻撃、遠距離射撃、スキルという3種類の攻撃方法を自由に組み合わせて戦える。
開発元であるHeroGamesは初ベータテストのために参加者向けの抽選イベントを実施し、2025年リリース予定作品の中でも注目を集めている。

▲左)初回ベータテストは2月にスタートした 右)ストーリームービー画面

▲左)ゲームトップ画面 右)キャラクターガチャシステム画面

▲左)アクションモード画面 右)バトルモード画面
画像出典:TapTap
アクションゲーム「境・界 刀鳴」、初のベータテストを実施
日本の人気アニメ「BLEACH」から権利を獲得し、ByteDanceがパブリッシング予定のスマホゲーム「境・界 刀鳴」は、2月中旬からベータテスト参加者を募集した。
「境・界 刀鳴」 は原作アニメの世界観とビジュアルを使用した3DアクションRPG。
開発元の発表によると、本作には「刀剣連携戦闘」というバトルシステムが実装されており、プレイヤーは冷兵器のぶつかり合いによって飛んでくるアイテムや攻撃などを弾き飛ばすことができる。
中国市場では過去にも他社からスマホ版「BLEACH」がリリースされたことはあったが、近年、 「BLEACH」 から生まれ、かつiOSセールスランキングTOP200にランクインしているタイトルはなかった。
本作は原作ファンをターゲットとしている一方、冷兵器対戦モードと呼ばれる独特のシステムによって、アクションゲーム好きなユーザーも取り込もうとしているものと推測される。

▲3月13日から初回ベータテストを実施予定で、参加者募集は2月にスタートした

▲プレイモード画面
画像出典:TapTap
中国大手IT企業360が、新作「時隙之旅」を発表
中国最大のインターネットセキュリティ企業・360が二次元ユーザー向けのスマホゲーム「時隙之旅」を発表し、一部のサードパーティーでは事前予約もスタートした。
なお、本作の開発に携わったのは360傘下の「星曜スタジオ」となる。
2025年2月末現在、実機動画は公開されていないが、PV動画から推測される限り本作は美少女が世界を救うという設定の、ハイクオリティな2Dビジュアルを採用したカードバトルRPGだ。
360はこれまでも中国スマホゲーム市場に進出していたが、本作のリリースによってスマホゲーム市場にてさらなる存在感を示そうとしているようだ。

▲キービジュアル

▲キャラクター画面
画像出典:TapTap
複数の人気スマホゲームが「DeepSeek AI」の導入を開始
2月下旬、Tencent GamesとNetEase Gamesは、 1月末に中国IT業界で話題になった生成AI「DeepSeek」の自社ゲームへの導入が完了したとそれぞれ発表した。
Tencent Gamesは自社運営している簡体字版「PUBG MOBILE」に、「DeepSeek」を搭載した「AI NPC」を実装。
NetEase Gamesは自社運営している武侠MMORPG「逆水寒」に、「DeepSeek」を搭載した「AI NPC」を実装した。
最先端の生成AIを搭載することでユーザーのゲーム体験を向上させたり開発の効率を上げることは、現在中国ゲーム企業の目標やトレンドになっており、今後他のコンテンツからも導入の発表が続くものと考えられそうだ。

▲簡体字版「PUBG MOBILE」に「DeepSeek」を搭載した「AI NPC」

▲武侠MMORPG「逆水寒」に「DeepSeek」を搭載した「AI NPC」
画像出典:簡体字版「PUBG MOBILE」公式サイト、 「逆水寒」公式サイト