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  • 2026-05-20

簡体字版「Neverness To Everness」がリリース

4月23日、Perfect Worldより開発された大型都市風オープンワールドRPG「Neverness To Everness」(以下「NTE」)が中国市場で先行配信をスタートした(グローバル市場では4月29日からサービス開始)。 「NTE」は初速で中国App StoreのGrossランキングで最高11位を記録し、本記事作成時点ではトップ20に安定していた。

 

4月ゲーム版号発行

・4月は計154タイトルがゲーム版号を取得。そのうち7タイトルは海外作品

・Netease Games、海洋冒険RPG「Sea of Remnants」の版号を取得

簡体字版「Neverness To Everness」がリリース

・簡体字版「Neverness To Everness」が4月23日に中国市場で先行リリース

・豊富なプレイモードが賞賛された一方で、スマホ版の端末適応問題に関する報告が多かった

miHoYoは新作「Petit Planet」の第2回ベータテストを実施

・miHoYoは自社開発しているライフシミュレーションゲーム「Petit Planet」の第2回ベータテストを実施

・アートビジュアルのグレードアップの他、AI NPCの大量導入が初回ベータテストとの最大の変化

Tencentはゲーム用3D世界生成AIモデル「HY-World 2.0」を発表

・Tencentはゲーム開発に使用される3D世界を生成できるAIモデル「HY-World 2.0」を発表

・最先端のテクノロジーによりテキストや画像などだけでゲーム用の3D素材が生成され、ゲーム業界に大きく影響

Archosaur Gamesは新作「Silent Whispers」を発表

・Archosaur Gamesは「Unreal Engine 5」で開発した3Dゲーム「Silent Whispers」を発表

・「Silent Whispers」はPC/iOS/Android向けに配信予定の女性向け作品

 

4月ゲーム版号発行

4月に計147タイトルが国内版号を取得し、7タイトルが海外ゲーム版号を取得した。国産ゲームではNetease Gamesの海洋冒険RPG「Sea of Remnants」が版号を取得。これにより、2024年から2025年上半期までの大手企業より発表された注目作品は全て版号を取得した状態になった。そのほか、グローバル市場でヒットしたPCシューティングゲーム「RAC Raiders」の簡体字版は海外版号を取得。パブリッシャーはTencent Gamesだ。

今月の版号を取得したゲームリストは国家新聞出版署の公式ウェブサイトで確認できる。
国産ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202604/t20260429_987943.html
海外ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/jkwlyxspxx/202601/t20260126_947910.html

 

▲左)Netease Gameの「Sea of Remnants」はPC/スマホ/コンソールの3種類の国産版号を取得
 右)Tencent Gamesがパブリッシュ予定の簡体字版「ARC Raiders」が海外版号を取得

 

▲左)「Brotato」の簡体字版はPC/スマホの2種類の海外版号を取得
 右)スマホゲーム「Besiege」の簡体字版はスマホの海外版号を取得

 

情報出典:新聞出版署 画像出典:TapTap

 

簡体字版「Neverness To Everness」がリリース

4月23日、Perfect Worldより開発された大型都市風オープンワールドRPG「Neverness To Everness」(以下「NTE」)が中国市場で先行配信をスタートした(グローバル市場では4月29日からサービス開始)。 「NTE」は初速で中国App StoreのGrossランキングで最高11位を記録し、本記事作成時点ではトップ20に安定していた。

事前登録者数が3,500万人を超えた「NTE」は開発段階から注目を集め、都市風オープンワールドRPGのタイトルで初登場した作品として大きな期待を背負っていた。しかし、正式配信開始以降の実績で見ると、業界やプレイヤーが想定していたほどの大ブレイクには至らなかった。開発元であるPerfect Worldの株価もその影響を受けて下がっていた。

「NTE」が配信スタートしてからの現地プレイヤーの声を確認すると、「スマホ端末では上手くプレイできず端末適応問題が頻発」、「リリース初期のボーナスが少ない」、「メインストーリーが面白くない」という3点が多く指摘されている。

一方で、本作はSteamにも対応している作品のため、ハードスペックの問題がPC端末では発生しない。そのため、PC版のプレイヤーの反響はスマホ版より好意的であり、「今まで見たことがない現代都市を作り上げ、没入感が高い」と賞賛されている。マルチプラットフォーム対応作品として、「NTE」の過半数の収益はSteamからだと推測され、スマホ版のランキング順位は全体の収益を反映できないと考えられる。

 

▲簡体字版「Neverness To Everness」は4月23日に中国市場においてサービスを開始。本作は発表されている多くの都市風オープンワールドRPGの中で初のリリースタイトルとなっている

 

画像出典:「Neverness To Everness」公式Weibo投稿

 

miHoYoは新作「Petit Planet」の第2回ベータテストを実施

グローバル市場でも注目を集めている、miHoYoの新作「Petit Planet」は4月中に第2回ベータテストが実施された。

初回テストの段階で、ゲームの全体的なフレームワークはすでに非常に完成度の高いものだった。コアとなるゲームプレイはシンプルで理解しやすく、プレイヤーは広大な星海を自由に探索し、採取、捕獲、育成、取引をするなど、自分なりの星を作ることが基本プレイとなる。リラックスできて心地よく、いつの間にか没入しながら余暇の時間を過ごせることが本作の特徴となっている。

4月に実施された第2回ベータテストで最も目を引いたサプライズは、間違いなくAIインタラクション機能の全面的なアップグレードである。AI NPCはプレイヤーの話に真剣に耳を傾け、ツッコミを入れ、自らも積極的にインタラクションを導き、最後にはストーリーの面白さや表現力に応じて報酬が支給される。開発チームはAIをマーケティングのための目玉としてではなく、ゲームの細部に溶け込ませ、全体的な没入感を高めるために活用しているようだ。

 

▲左)「Petit Planet」は4月に第2回ベータテスト「星旅テスト」を実施
 右)「Petit Planet」では、プレイヤーが自分のアバターを自由にカスタマイズできる

 

▲左)「Petit Planet」では、プレイヤーはフィールドマップで自由に探索し、資材を集める
 右)「Petit Planet」では、プレイヤーはマイホームを自由にカスタマイズできる

 

▲左)「Petit Planet」では、プレイヤーは複数の星の間を移動しながら冒険できる
 右)「Petit Planet」は自主会話できるAI NPCを多く導入し、プレイヤーは会話によって自主交流ができる

 

画像出典:TapTap

 

Tencentはゲーム用3D世界生成AIモデル「HY-World 2.0」を発表

Tencentは4月中旬に自社開発した3D世界を生成できるAIモデル「HY-World 2.0」を発表した。「HY-World 2.0」はテキスト・画像・動画からインタラクティブな3Dワールドを生成・再構築・シミュレーションすることができるマルチモーダル世界モデルで、UnityやUnreal Engineといったゲームエンジン向けの編集可能な3Dワールドを出力可能。

「HY-World 2.0」のようなAIモデルがゲーム開発プロセスにおける最も直接的な価値は、概念検証フェーズにある。典型的なインディーゲームチームが1つのシーンコンセプトからプレイ可能な初期デモを制作するにはモデリング、マテリアル作成、レベルデザインなどに数週間から数か月を要することが一般的であった。しかし今では、テキストによる説明や1枚の参考画像があれば、空間的な奥行きを持ち自由に探索できる3Dシーンのプロトタイプを生成し、ゲームエンジンに対応した形式で直接エクスポートすることが可能となっている。

つまり、デザイナーは従来のアセット制作というボトルネックに縛られることなく、1日のうちに10個のシーン案を試せるようになることを示している。小規模なインディースタジオにとって、「小さな力で大きな成果を得る」ための手段となり、また、素早いプロトタイピングと市場の反応検証が求められる小規模ゲームやWebゲームにおいては、その価値が特に顕著だと考えられる。

 

▲Tencentは4月中旬に自社開発した3D世界を生成できるAIモデル「HY-World 2.0」を発表

 

▲「HY-World 2.0」はテキスト・画像・動画からインタラクティブな3D世界を生成できるゲーム開発用のAIモデルである

 

画像出典:https://3d-models.hunyuan.tencent.com/world/world2_0/HY_World_2_0.pdf 

 

Archosaur Gamesは新作「Silent Whispers」を発表

Archosaur Gamesは4月28日に自社傘下のスタジオVVANNA STUDIOが開発中の新作タイトル「Silent Whispers」を発表し、PV映像および実機プレイ映像も合わせて公開した。

本作は「Unreal Engine 5」で開発した大型3D乙女恋愛ゲームであり、最先端のテクノロジーで男性キャラクターの魅力を描き、筋肉の陰影や皮膚の質感を緻密に再現。プレイヤーは幻想的な都市「蝕光の城」の中で日常生活を送りながら恋愛冒険を繰り広げると同時に、危険に満ちた世界に足を踏み入れ、生存と裏切りの狭間で選択を迫られる。映画級の美しいビジュアルとハイコンセプトな循環型ナラティブを通じて、運命的な出会いを構築し、没入感が高いインタラクティブ恋愛体験を提供している。現時点では3名のキャラクターが公開されており、ボイスは中国語、日本語、英語を予定している。

VVANNA STUDIOは「きらめきパラダイス」の開発で知られている。新作「Silent Whispers」は、PC/iOS/Android向けに配信予定。

 

▲「Silent Whispers」は高い没入感を強調する女性向け恋愛ゲームであり、マルチプラットフォームに対応予定

 

▲本作は「Unreal Engine 5」で開発され、キャラクターの筋肉の陰影や皮膚の質感を緻密に再現

 

画像出典:TapTap