- 2026-04-20
Apple、Googleは手数料体系の調整を実施
3月4日、GoogleはAndroidおよびGoogle Playに関する新しい政策を発表しており、その中にはプラットフォームの手数料率を30%から20%に引き下げることも含まれている。Google Android責任者のSameer Samat氏は2026年6月30日より、米国、英国、ヨーロッパにおけるアプリストアのサービス料率が20%以下に引き下げられることを明らかにした。同時にGoogleはサードパーティーからの決済手段やサードパーティーで配信されているアプリをGoogleのサービスに接続することを許可し、プラットフォーム構造をさらに開放することも発表した。
3月ゲーム版号発行
・3月は計136タイトルがゲーム版号を取得。そのうち3タイトルは海外作品
・Tencent Gamesのライフシミュレーションゲーム「Animula Nook」が国産版号を取得
Apple、Googleは手数料体系の調整を実施
・Appleは中国のApp Storeの手数料率を現行の30%から25%に引き下げ
・GoogleはAndroidおよびGoogle Playの手数料率を30%から20%に引き下げ
「Honor Of Kings:World」、4月10日にリリース決定
・Tencent Gamesは大型オープンワールドRPG「Honor Of Kings:World」を4月10日にリリースと発表
・「Honor Of Kings:World」は「Honor Of Kings」の世界観とキャラクターを使用する注目タイトル
ByteDance、Moontonを売却
・Moontonは正式にサウジアラビアのSavvy Games Groupに買収されたと発表
・買収案の総計金額は60億ドルを超え、Moontonを売却したByteDanceはゲーム業務の規模を更に縮小
「Roco Kingdom:World」配信スタート
・モンスターの捕獲と育成が基本プレイのオープンワールドRPG「Roco Kingdom:World」が正式に配信開始
・本作はTencent Gamesより提供され、リリース期には中国Grossランキングで最高1位を記録
3月ゲーム版号発行
3月に計133タイトルが国内版号を取得し、3タイトルが海外ゲーム版号を取得した。国産ゲームでは、Tencent Gamesの大型ライフシミュレーションゲーム「Animula Nook」が版号を取得後、ベータテストも実施した。そのほか、中国国産人気アニメ「鎮魂街」から生まれたスマホゲーム「鎮魂街 王者帰来」も版号を取得し、事前登録もスタートした。海外ゲーム版号では、Steamでヒットしたオートチェスゲーム「Knightica」とサバイバルゲーム「After Inc:Revival」が版号を取得し、これから中国市場に正式に進出する。
今月の版号を取得したゲームリストは国家新聞出版署の公式ウェブサイトで確認できる。
国産ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202603/t20260325_968903.html
海外ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/jkwlyxspxx/202601/t20260126_947910.html

▲左)Tencent Gamesのライフシミュレーションゲーム「Animula Nook」が国産版号を取得
右)国産人気アニメ「鎮魂街」から生まれたスマホゲーム「鎮魂街 王者帰来」が国産ゲーム版号を取得

▲左)オートチェスゲーム「Knightica」の公式簡体字版が海外ゲーム版号を取得
右)サバイバルゲーム「After Inc:Revival」の公式簡体字版が海外ゲーム版号を取得
情報出典:新聞出版署 画像出典:TapTap
Apple、Googleは手数料体系の調整を実施
3月4日、GoogleはAndroidおよびGoogle Playに関する新しい政策を発表しており、その中にはプラットフォームの手数料率を30%から20%に引き下げることも含まれている。Google Android責任者のSameer Samat氏は2026年6月30日より、米国、英国、ヨーロッパにおけるアプリストアのサービス料率が20%以下に引き下げられることを明らかにした。同時にGoogleはサードパーティーからの決済手段やサードパーティーで配信されているアプリをGoogleのサービスに接続することを許可し、プラットフォーム構造をさらに開放することも発表した。
一方、3月13日、Appleは中国App Storeの手数料率を引き下げると発表した。発表では、中国政府の関連部署と協議した上で、Appleが中国のApp Storeに対して調整を実施すると明らかにした。2026年3月15日より、中国本土のApp StoreにおけるiOSおよびiPadOSの手数料率が変更され、Appleのアプリ内課金および有料アプリの標準手数料率は現行の30%から25%に引き下げられた。
App Store Small Business ProgramおよびMini Apps Partner Programの条件を満たすアプリにおけるAppleのアプリ内課金の手数料率、ならびに初年度以降の自動更新サブスクリプションの手数料率は、現行の15%から12%に変更となる。3月15日以降から新しい手数料率が適用され、開発者が新たな条件に同意する必要はない。
今回のApple、Googleによる相次ぐ手数料体系およびプラットフォームルールの調整は、近年におけるアプリストアエコシステムの最も顕著な制度的変革が世界的に進行していることを示している。この動きは、中国本土の主要アプリストアの運営モデルにも大きな影響を及ぼす可能性がある。

▲2026年3月、AppleとGoogleは相次ぐ手数料体系およびプラットフォームルールの調整を実施
画像出典:Google画像検索
「Honor Of Kings:World」、4月10日にリリース決定
Tencent Gamesに所属するTimi Studioが手掛けて開発する大型オープンワールドアクションRPG「Honor of Kings:World」が2026年4月10日にPC端末で先行リリースすると発表された。本作はPCとスマホに同時対応しているAAA作品となっており、発表後は中国でヒットしているスマホゲーム「Honor of Kings」の世界観とキャラクターを使用していることで注目を集めている。スマホ版は現在事前登録中であり、PC版のリリース後に追加配信を予定している。
「Honor Of Kings:World」はキャラクターの育成やストーリー、オープンワールド探索、パズル、戦闘など、オープンワールドRPGの基本的な仕組みを使用しつつ、協力マルチプレイやPvP対戦も積極的に取り入れている。本作の公式サイトは日本語にも対応しており、グローバル展開も決定している。

▲「Honor of Kings:World」は2026年4月10日にPC端末で先行リリースすることが決定

▲「Honor of Kings:World」は事前登録者数が3500万人を超えた大型作品
画像出典:「Honor Of Kings:World」公式サイト
ByteDance、Moontonを売却
3月21日、MoontonはサウジアラビアのPublic Investment Fundに正式買収されたと発表した。本買収案は2026年に入ってから注目され、最終的な買収金額が60億ドルを超えたという説がある。東南アジア市場で莫大なプレイヤー数を保有しているMOBAゲーム「Mobile Legends Bang Bang」を含む、Moontonが運営している多くの人気タイトルはこれで元親会社であるByteDanceと関係を切ってしまったことになる。
買収成立を発表すると同時に、Moontonは「From Spark to Spotlight」というプロジェクトを公表した。Lighthouseスタジオと連携し、国産アニメーションIP 「幽明志」および「汐塔」の2作品に制作資金を提供、スマホゲーム「Lovania」も同様に支援対象として選定されている。
ByteDanceは2021年に約40億ドルでMoontonを買収し、20億ドルの投資利益を獲得したが、Moontonを正式に売却した後は、ゲーム事業を戦略的に縮小し、経営資源をAI分野へシフトさせる意思を表明しているようだ。

▲ByteDanceはMoontonを正式に売却し、ゲーム業務の規模を更に縮小した

▲人気タイトル「Mobile Legends Bang Bang」は、今回の取引によりByteDanceと無関係となった
画像出典:TapTap
「Roco Kingdom:World」配信スタート
3月26日、Tencent Games傘下のMoreFun Studiosより開発された大型オープンワールドRPG「Roco Kingdom:World」が中国本土で正式サービスを開始し、リリースの翌日に中国App StoreのGrossランランキングで最高1位を記録した。
「Roco Kingdom:World」は事前登録者数が6,000万人を超えた大型作品で、2010年から続くブラウザゲーム「Roco Kingdom」シリーズの最新作。ポケモンに似たモンスター収集・育成・対戦型のゲームプレイにオープンワールドを組み合わせた、魔法が存在するファンタジー世界観が本作の特徴であり、Tencent Gamesが「Palworld like」という新しいゲームジャンルに進出することを象徴している作品である。
配信されている正式版ではガチャシステムを廃止し、多様なパスやキャラクターのコスチューム、モンスターの外見などの販売で収益を作り、長期的な運営を図るマネタイズを使用している。本作も3月に中国スマホゲーム市場で最も注目を浴びた新作となった。

▲「Roco Kingdom:World」は正式配信までに中国本土で6,000万人を超える事前登録者を集めた

▲3月26日に配信を開始した「Roco Kingdom:World」は3月27日にGrossランキングで1位を記録
画像出典:TapTap