- 2026-07-21
Archosaur Gamesは新作「Lord of Mysteries:愚者」を発表
近年、女性向け作品の開発と運営で注目を集めているArchosaur Gamesが6月上旬に中国の人気ミステリー小説「Lord of Mysteries」から正式にライセンスを獲得して開発した新作を初めて発表し、事前登録も開始した。ゲーム名は「Lord of Mysteries:愚者」と発表されたが、プレイモードやキャラクターデザインなどは一切公開されなかった。Archosaur Gamesは原作小説の世界観とキャラクターの魅力を忠実に再現し、イギリス風のアートビジュアルを使用したことが本作の特徴だと公表した。さらに、 Archosaur Gamesは小説だけでなく、 アニメ版「Lord of Mysteries」の改編権利も同時に取得したと判明している。
6月ゲーム版号発行
・6月は計171タイトルがゲーム版号を取得。そのうち8タイトルは海外作品
・Tencent GamesのParty Game「奥星熱浪」とFPS「Rules of Engagement」がそれぞれ版号を取得
Archosaur Gamesは新作「Lord of Mysteries:愚者」を発表
・Archosaur Gamesは新作「Lord of Mysteries:愚者」を発表し、事前登録も開始
・Archosaur Gamesは「Lord of Mysteries」の原作小説権利とアニメ版権利を同時に取得した
「Chasing Kaleidorider」が中国市場で事前登録を開始
・Tencent Gamesは6月8日に「Chasing Kaleidorider」の事前登録を正式に開始
・男性プレイヤー向けの設定を多く使用している本作は既にゲーム版号を取得し、リリースに向けて始動している
「盛世天下〜女帝への道〜」新DLCが発売、5日間で100万本突破
・インタラクティブストーリーゲーム「盛世天下〜女帝への道〜」が6月に新DLCを実装
・メインストーリーの最新展開を含める新DLCがスマホ端末で買切型アプリとして販売
miHoYoは新作「BSide:Olivia Lin」を発表
・miHoYoは新作「BSide:Olivia Lin」のSteamタイトルページを開設
・「BSide:Olivia Lin」は生成AIを活用した寄り添い型ゲームであり、スマホ端末への対応は現時点では不明
AlibabaはLingxi Gamesの売却を検討
・中国大手IT企業であるAlibaba Groupは自社傘下のゲームブランド「Lingxi Games」の売却を検討
・ByteDanceに続いてAlibaba Groupもゲーム業務から撤退する方針を示す
6月ゲーム版号発行
6月に計163タイトルが国内版号を取得し、8タイトルが海外ゲーム版号を取得した。国産タイトルでは大型作品はなく、Tencent GamesのParty Game「奥星熱浪」が唯一話題を呼んだ作品だった。加えて、以前公開されたシューティングゲーム「Rules of Engagement/灰境行者」がスマホ端末の版号を追加で取得。海外ゲームでは、韓国発大型MMORPG「Night Crows」と戦略ストラテジーゲーム「NorthGard」が注目を集めたタイトルとなった。
国産ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202606/t20260630_996870.html
海外ゲーム版号リストのリンク:
https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/jkwlyxspxx/202601/t20260126_947910.html

▲左)多くの対戦プレイモードを実装しているパーティーゲーム「奥星熱浪」はスマホ端末の国内ゲーム版号を取得
右)Tencent Gamesが昨年発表した大型シューティングゲーム「Rules of Engagement/灰境行者」」がスマホ端末の国内ゲーム版号を追加で取得

▲左)簡体字版「NorthGard」はスマホ端末の海外ゲーム版号を取得
右)簡体字版「Night Crows」はスマホとPC2種類の海外ゲーム版号を取得
情報出典:新聞出版署 画像出典:TapTap
Archosaur Gamesは新作「Lord of Mysteries:愚者」を発表
近年、女性向け作品の開発と運営で注目を集めているArchosaur Gamesが6月上旬に中国の人気ミステリー小説「Lord of Mysteries」から正式にライセンスを獲得して開発した新作を初めて発表し、事前登録も開始した。ゲーム名は「Lord of Mysteries:愚者」と発表されたが、プレイモードやキャラクターデザインなどは一切公開されなかった。Archosaur Gamesは原作小説の世界観とキャラクターの魅力を忠実に再現し、イギリス風のアートビジュアルを使用したことが本作の特徴だと公表した。さらに、 Archosaur Gamesは小説だけでなく、 アニメ版「Lord of Mysteries」の改編権利も同時に取得したと判明している。
一方、中国大手ショートムービー媒体を運営している「快手」に属しているゲーム会社である「Spark Nexa」は、「Unreal Engine 5」を使用して「Lord of Mysteries」の新作を開発し、6月にはCBT2を実施した。プレイモードがやや異なると推測されるが、同じIPから生まれ、世界観もキャラクターも同じである作品が、今後同時に中国市場にリリースされるということになる。

▲Archosaur Gamesが公開した「Lord of Mysteries:愚者」のキービジュアル

▲Spark Nexaが開発している「Lord of Mysteries」
画像出典:TapTap
「Chasing Kaleidorider」が中国市場で事前登録を開始
5月に中国国産ゲーム版号を取得した「Chasing Kaleidorider」はリリースに向けて始動し、6月上旬に事前登録を開始した。本作はTencent Gamesから男性向けの「Master Love Game」として、美少女キャラクターとキスすることができるリアルな恋愛体験を提供し、リアルタイムのカードバトルRPGを基本プレイにしている。ハイクオリティのキャラクターデザインとバイクに乗って戦闘を繰り広げる基本設定が本作の最大の特徴である。
本作は繫体字圏で先に情報解禁され、それからCBTを1回実施した。タイトルの特徴を見ると、アジア市場向けの作品で、今後中国本土・日本・韓国・繫体字圏に同時展開される可能性が大きいと考えられる。また、最新の発表によると、本作はスマホ端末をメインとしつつ、PC端末にも対応している。

▲「Chasing Kaleidorider」が6月8日に中国市場で正式に事前登録を開始した

▲男性プレイヤー向けのキャラクターデザインとバイクに乗って戦う設定が本作の特徴となっている
画像出典:TapTap
「盛世天下〜女帝への道〜」新DLCが発売、5日間で100万本突破
2025年6月にSteamとスマホで同時発売されたインタラクティブストーリーゲーム「盛世天下〜女帝への道〜」は、6月6日から新たなストーリーを含む新DLCを発売し、わずか5日間で100万本を突破した。
今回の新DLCもSteamとスマホの両方に対応しており、女帝「武則天」の生涯を題材として、命がけの権力争いを描く本編に、およそ1,000分の最新映像コンテンツを実装した。スマホ端末での本作は、章ごとに課金を伴う購入形式を採用しており、1章あたり6人民元となる。

▲「盛世天下〜女帝への道〜」が6月中に発売した新DLCのキービジュアル

▲「盛世天下〜女帝への道〜」は計1,000分を超える実写版映像を使用したインタラクティブストーリーゲーム
画像出典:TapTap
miHoYoは新作「BSide:Olivia Lin」を発表
miHoYoは新作「BSide:Olivia Lin」を発表、Steamタイトルページを開設した。本作は生成AIを大規模に使用しており、リアルタイムでMIDIや音声、ゲームテキストを生成することで、プレイヤーに没入感を与える作品である。
「BSide:Olivia Lin」の具体的なプレイモードは公開されていないが、初PV動画から男性向けの恋愛シミュレーションゲームのように見える。本作は7月中旬のBilibili World 2026に出展し、イベント会場でプレイモードを公開する予定であり、かつ2026年冬にSteamで発売すると決定した。
端末の対応状況は現時点では不明だが、miHoYoの今までのゲームタイトルやソフトなどはマルチプラットフォームに対応しているものが多く、本作もスマホ端末に対応していると推測される。

▲「BSide:Olivia Lin」はアニメ調ではなく、リアリティを重視するキャラクターデザインを採用

▲「BSide:Olivia Lin」ゲーム画面
画像出典:Steam
AlibabaはLingxi Gamesの売却を検討
6月23日、Lingxi Gamesの親会社であるAlibaba Groupはゲーム業務を縮小させるためLingxi Gamesを完全売却し、売り手を探しているという情報が公開された。Lingxi Gamesは2017年にAlibaba Groupのゲーム部門として設立、それから幾度の業務調整によって独立のゲーム会社となったが、資本関係も人員体制も全てAlibaba Groupの所属とされていた。Lingxi Gamesはこれまで、三国歴史を題材としたヒット作品を生み出していたが、歴史ストラテジーゲームの開発と運営に過度依存しているという指摘も多かった。
一方、Alibaba GroupはこれからAI事業に3,800億人民元を投資し、本業である「Eコマース」に注力すると既に公表している。そのため、資金調達のために一定の規模かつ知名度を有しているLingxi Gamesを売却するのも一策だと考えられる。Alibaba Groupの想定売却価格が10億ドル~13億ドルであり、37Games、Giant NetWork、Ruyi Holdings、CHT(世紀華通)が潜在的な買い手とみられている。

▲Lingxi Games(霊犀互娯)会社HP:https://www.lingxigames.com/#/index

▲Lingxi Games(霊犀互娯)が配信しているスマホゲームタイトル一覧
画像出典:Lingxi Games(霊犀互娯)会社HP、ChatGPTより生成された画像