- 2024-11-20
NetEaseGames(網易遊戯)が新作「Destiny: Rising」を公開
10月15日、NetEaseGames(網易遊戯)はBungieと合同開発しているスマホゲーム「Destiny: Rising」を初公開した。本作はBungieが持つ人気IP「Destiny」の世界観を使用する3Dシューティングゲームとなり、中国市場初の「Destiny」シリーズから生まれたスマホゲームになる。
10月中国国産ゲーム版号発行
・今月は共計104作の中国国産ゲームが版号を獲得し、そのすべてがモバイルゲームである
・人気中国風乙女スマホゲーム「代号鳶」的簡体字版がついに版号を獲得した
2024年第5回目の海外ゲーム版号発行
・本作はSteamで先行公開されており、今後モバイル端末にも対応することが決まっている。
開発チーム「Saroasis Studios」はTencentの全資子会社。
・本作は二次元グラフィックとFPSシステムを主軸としており、9月下旬に初回テストを開催。
NetEaseGames(網易遊戯)が新作「Destiny: Rising」を公開
・PaperGames(叠紙遊戯)傘下のスタジオが開発したマルチプラットフォーム大型アクションRPG
・本作はコンシューマ機、PC、モバイルに対応している作品。プレイ方法は「Black Myth: Wukong(黒神话:悟空)」と似ており、注目されている。
人気アクションゲーム「アーチャー伝説2」ベータテストを実施
・9月23日に更新された新バージョン(2.0)では、新しい中国風のキャラクターカードが実装された。
・更新当日に中国iOS総合ランキングの売上ランキングで1位に輝き、初めてこの成果を達成した女性向けモバイルゲームとなった。
簡体字版「ハースストーン」中国市場に運営再開し、人気が急上昇(P.8)
・2023年に中国市場から撤退したBlizzard Entertainmentは9月末に簡体字版「ハースストーン」の運営を再開
・運営再開の記念として簡体字版「ハースストーン」は多彩なイベントを展開し、収入が急上昇していた
二次元アクションゲーム「無尽夢回」リリース日が決定
・二次元ローグライクアクションゲーム「無尽夢回」は11月21日に配信スタートと決定した。
・ 中国大手動画アプリ会社「快手」に所属するゲーム会社「SPARK NEXA」(弾指宇宙) が本作を開発した
10月中国国産ゲーム版号発行
10月25日、国家新聞出版署は2024年第10回中国国産ゲームの版号を発表した。今月の版号数は113作となり、全部スマホ端末に対応可能な作品である。
今月に版号を取得したスマホゲームの中で注目される作品は、「モール荘園」のプロデューサーが開発したライフシミュレーションゲーム「米姆米姆哈」とMoonton(沐瞳科技)が開発した放置カードRPG「銀と绯」である。 「銀と绯」は「Sliver And Blood」のタイトル名を使用して北米市場でベータテストを実施したことがあり、独特なアートビジュアルで注目を集めた。
今月の版号を取得したゲームリストは、国家新聞出版署の公式ウェブサイトで確認できる。リンクは以下の通り:https://www.nppa.gov.cn/bsfw/jggs/yxspjg/gcwlyxspxx/202410/t20241025_871233.html
画像出典: TapTap
2024年第5回目海外ゲーム版号発行
国産版号が降りた同日に、国家新聞出版署は今年第5回の海外ゲーム版号を発表した。計15タイトルが海外ゲーム版号を取得し、全部スマホ端末に対応可能。
海外ゲーム版号を取得した作品には、「勝利の女神:NIKKE」の簡体字版は最も話題を呼んだ作品である。本作は海外市場で大ヒットしているが、簡体字版は中国現地の規制によってリニューアルされるかどうかは関心を寄せていることだった。また、Supercellからの人気タイトル「Squad Busters」の簡体字版となる「爆裂小隊」 も版号を取得した。TencentGames(騰迅遊戯)は以上の2タイトルの簡体字版のパブリッシング業務を担当する予定である。
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NetEaseGames(網易遊戯)は新作「Destiny: Rising」を公開
10月15日、NetEaseGames(網易遊戯)はBungieと合同開発しているスマホゲーム「Destiny: Rising」を初公開した。本作はBungieが持つ人気IP「Destiny」の世界観を使用する3Dシューティングゲームとなり、中国市場初の「Destiny」シリーズから生まれたスマホゲームになる。
「Destiny: Rising」はプレイヤーの視野を切り替える3Dシューティングゲームになり、最大6人のプレイヤーが共に戦うマルチプレイモードを搭載する一方、スマホ版独有のリアルタイム対戦モードも実装する予定である。
「Diablo Immortal」をはじめ、海外ゲーム企業の人気作品のアプリ化権利を購入し、合同開発してから中国市場で独立運営するのはNetEaseGamesの戦略の一環となっているようだ。此度の「Destiny: Rising」もその戦略からうまれた作品と言える。
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人気アクションゲーム「アーチャー伝説2」はベータテストを実施
2019年に大ヒットした「アーチャー伝説」の2作目となる「アーチャー伝説2」は10月上旬から中国本土で事前予約キャンペーンを実施し、2025年1月10日に中国と日本で同時に配信スタート予定である。
1作目と比べると、「アーチャー伝説2」は基本プレイモードを継承している一方、 アートビジュアルの面で大幅に進化しているようだ。それにローグライク要素となるキャラの育成システムも1作目より進化し、主人公キャラクターのスキル種類が大幅に増やされ、プレイヤーが様々な状況に対応できるスキルの組み合わせが求められているようだ。
中国現地リサーチ会社が発表したテータによると、1作目となる「アーチャー伝説」の累計収入は20億人民元を超えていることになる。続編となる「アーチャー伝説2」の成功は期待されているようだ。
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簡体字版「ハースストーン」は中国市場に運営再開し、人気が急上昇
NetEaseGames(網易遊戯)とBlizzard Entertainment(暴雪娯楽)は契約を更新して中国市場で人気タイトルの運営を再開したことは2024年中国ゲーム業界の人気話題になっていた。簡体字版「WarCraft」は今年8月でPC端末末で運営スタートし、中国市場で固定ユーザー層を持つカードバトルアプリゲーム「ハースストーン」の簡体字版も9月末にサービス再開になっている。
運営再開に向け、NetEaseGames(網易遊戯)パブリッシャとして多彩なイベントを展開した。離脱ユーザーを呼び戻すため、2023年一年間で海外版「ハースストーン」に実装されたすべてのカードとカードスキンをログインボーナスとしてユーザーに配布した。それに2024年に実装された新しいカードもセールスキャンペーンも展開した。多彩なイベントのおかげで簡体字版「ハースストーン」は運営再開した以来から中国iOSセールランキングTOP15に安定し、最高4位までに上がった。中国市場に進出してから最も良い実績を収めた。
パブリッシャであるNetEaseGames(網易遊戯)の運営力とBlizzard Entertainment(暴雪娯楽)のブランド力で簡体字版「ハースストーン」は運営再開の成功事例になると言える。
二次元アクションゲーム「無尽夢回」はリリース日が決定
中国大手ショートムービーアプリ「快手」を運営する会社「快手科技」に所属するゲーム企業「SPARK NEXA」(弾指宇宙) は10月8日から中国本土で自社開発しているスマホゲーム「無尽夢回」のベータテストを実施し、11月21日に正式に配信スタートと発表した。 「無尽夢回」は「プロジェクト夢遊」というタイトル名で今年TGSに出展した作品である。
「無尽夢回」は夢をテーマにし、ローグライク要素を含めるアクションRPGであり、豊富な育成要素とガチャスキルシステムは作品の特徴と言える。プレイヤーはキャラをチームに編成し、マップで出てくる敵を回々撃破し、最後にボスを倒したら勝利だと判定される。キャラがそれぞれスキルを持ち、プレイヤーはガチャからスキルを獲得し、自分なりのキャラを育成できるのは本作の魅力ポイントになると考える。ステージの挑戦の他、 「プロジェクト夢遊」はリアルタイム対戦型プレイモードも実装する予定。
「快手」は中国市場で2位の動画アプリ運営会社であり、 「SPARK NEXA」というブランドでゲームに進出しようという姿勢を示し、 「プロジェクト夢遊」は代表作になるポテンシャルを持つと思われている。
画像出典: TapTap