- 2025-06-20
「Destiny2」著作権侵害訴訟、Bungieの訴訟棄却の申し立てが退けられる
業界トピックス(欧米)
欧米業界トピックス一覧

「Destiny2」著作権侵害訴訟、Bungieの訴訟棄却の申し立てが退けられる
ルートシューターゲーム「Destiny2」を手掛けたBungieが、訴訟で不利な状況に追い込まれた。
米国の作家Matthew Kelsey Martineau氏がBungieを相手取って起こした著作権侵害訴訟で、Bungieが求めていた訴訟の棄却が退けられ、訴訟が継続することになったためだ。
Matthew Kelsey Martineau氏は昨年10月、「Destiny 2」のキャンペーンである「The Red War」と「Curse of Osiris」に登場する敵勢力「Red Legion」が、自身のブログに連載していたSF小説の設定と酷似しているとして、ディベロッパーであるBungieを著作権侵害で提訴した。
Bungieは原告の主張が曖昧で証拠が不十分だと反論したが、それを立証できる資料は提出できなかった。
これらのキャンペーンは既にゲームから削除されており、「コンテンツ保管庫(Content Vault)」に保管されているため、現在のシステムでは実行さえ不可能だと説明した。
Bungieは、原本コードを証拠として提出せよという要求には応じず、代わりにファンが作成したYouTube映像とウェブ文書を証拠資料として提出した。
しかし裁判所は、これらは第三者が作ったコンテンツであり、信頼できないと判断した。
結局、裁判所は「原告は著作権侵害訴訟に必要な要件を十分に主張している」として、Bungieの訴訟棄却の申し立てを退けたため、訴訟は今後も継続する見通しだ。

▲Bungieは、盗作疑惑が提起されたキャンペーンの原本コードの代わりに、ユーザーが作成したYouTube映像とウェブ文書を証拠資料として提出したが、裁判所はこれらを証拠として認めなかった。
画像出典:Bungie
記事リンク:https://www.gamesindustry.biz/bungie-has-motion-to-dismiss-destiny-2-copyright-lawsuit-denied-over-vaulted-campaign-storyline
Roblox、第1四半期の売上が10億3,500万USDを突破
Robloxが5月1日、2025年第1四半期の業績を発表した。
売上高は10億3,500万USDで、前年同期比29%増加し、予約売上は12億700万USDで前年同期比31%増加した。
第一四半期の純損失は2億1,600万USDであった。
純損失に関してRobloxは、営業キャッシュフローが4億4,400万USD(前年比86%増加)、フリーキャッシュフローが4億2,700万USD(前年比123%増加)であり、経営の健全性が確保されたと説明した。
また、2025年第1四半期のDAU(Daily active users、1日あたりのアクティブユーザー数)は前年同期比26%増の9,780万人、総稼働時間は前年同期比30%増の217億時間であった。
このことから、プラットフォームが成長し、ユーザーの参加も増えているとした。
Robloxの創立者兼CEOのDavid Baszucki氏は、「2025年の第1四半期は、複数の主要な成長イニシアチブを継続的に推進し、2024年第4四半期の業績発表で示したガイダンスを上回った。今後もRobloxの性能と品質の改善や投資の多角化により、コミュニティの成長を図っていきたい」と語った。

▲Robloxの2025年第1四半期の業績。
画像出典:Roblox
記事リンク:https://ir.roblox.com/news/news-details/2025/Roblox-Reports-First-Quarter-2025-Financial-Results/default.aspx
「League of Legends」、WASD操作の導入を検討中
「League of Legends」(LoL)関連のYouTubeチャンネルを運営するSkinSpotlights氏が、5月14日、Riot Gamesが「LoL」においてWASD操作の追加を検討していると報じた。
「LoL」は2009年のリリース以降、約16年間にわたり基本操作としてマウスクリック移動を採用しており、新しい移動オプションの導入は「LoL」にとって重大な変化となる。
今回流出した画面情報によると、「LoL」のPBE(公開テストサーバー環境)に新しいキー設定メニューが追加されたという。
この新しい設定の名称は「最新式操作WASD移動」で、WASDキーを使ってチャンピオンを上下左右に移動できるというものだ。
なお、従来のマウスクリック移動も並用できるとみられる。
マウスは従来通り基本攻撃やスキル照準に利用でき、WASD操作を有効にするとキー割り当てが一部変更され、Qスキルキーはマウスホイールクリック、WスキルキーはShiftキーに変更されるようだ。
さらに、召喚士の呪文Dキーがスペースバーに変更されている場面も確認された。
このWASD操作の導入について、現時点ではRiot Gamesからの正式発表はなく、「具体的な部分が固まり次第、正式に発表する」と慎重な態度を示している。

▲Riot Gamesの「League of Legends」。
画像出典:Riot Games
記事リンク:https://au.turtlebeach.com/blog/league-of-legends-testing-wasd-movement-what-we-know-leaks-and-more
Epic Gamesの「Fortnite」、5年ぶりに米App Storeに復帰
2020年にApp Storeから削除された「Fortnite」が、5年ぶりに復帰する。
Epic Gamesは5月21日、「Fortnite」が正式にApp Storeに復帰することを明らかにした。
2020年にEpic GamesとAppleがアプリ内決済システムをめぐって対立し、「Fortnite」がApp Storeから削除されて以来、実に5年ぶりとなる。
2020年8月13日、Epic Gamesは「Fortnite」モバイル版で、ゲーム内通貨などを独自のルートで決済できるシステムを追加した。
これにより、アプリストアに手数料を支払わずに済み、通常より安い価格で通貨を販売できるためだ。
しかし、当時App Storeでの外部決済を許さなかったAppleは、「Fortnite」を規約違反でApp Storeから削除した。
Epic Gamesは直ちに抗議し、Appleを反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで提訴した。
Epic Gamesは、Appleの課す手数料が高すぎると指摘したうえで、今回提訴したのは被害の補償のためではなく、外部決済を禁止するなどのAppleの独占行為に対抗するためだと説明した。
この訴訟は、2023年の控訴審判決をもって終了した。
米国の裁判所は、Epic Gamesが提示した10項目の請求のうち、9項目についてはAppleに有利な決定を下したが、外部決済システムを許容すべきという残り1項目に関してはEpic Gamesの主張を支持した。
その後、双方が上告したが、米国最高裁が2024年1月に双方の上告を棄却した。

▲App Storeに復帰した「Fortnite」。
画像出典:Epic Games
記事リンク:https://mashable.com/article/fortnite-ios-iphone-back-apple-epic-games
約20億件のDiscordメッセージ、 同意なしに研究用データとしてオンライン上に公開
Discordユーザーが公開サーバーでチャットした内容が、研究資料としてデータセットに加工され、オンライン上に公開された。
Discordでチャットしていたユーザーは、このような未来を予想できなかっただろう。
ブラジルのMinas Gerais連邦大学の研究グループは、2015年から2024年までの10年間にわたってDiscordで収集した、20億5,000万件以上の公開メッセージを含む大規模なデータセットを発表した。
このデータセットは、計3万1,000個のサーバーのうち約10%に当たる3,167個のサーバーで、Discordの「公開サーバー探索機能」を通じて収集された。
研究グループは、このデータをメンタルヘルス、政治、AIチャットボットのトレーニングなど、様々な研究目的のために公開したという。
また、個人情報保護のため、ユーザー識別情報をランダムに生成された文字列に置き換えて匿名化したと説明した。
だが、匿名化されたメッセージとDiscord公開サーバーに残っているメッセージをマッチングすれば、ユーザーの他のメッセージも追跡が可能となる。
このデータは約118GBの圧縮ファイルで、JSON形式で全てのメッセージ内容、作成者、時間、チャンネル情報などが含まれている。
今回、このデータがユーザーの同意なしに収集・公開されたことで懸念が広がっている。
この件について、Discordは現時点では公式見解を発表していない。

▲Discord。
画像出典:Discord
記事リンク:https://gizmodo.com/researchers-dump-2-billion-scraped-discord-messages-online-2000605471
Appleが初めてゲームスタジオを買収···「Sneaky Sasquatch」開発元のRAC7
Appleは5月27日(現地時間)、Apple Arcadeの人気タイトル「Sneaky Sasquatch」を開発したゲームスタジオRAC7を買収したことを発表した。
RAC7は、2015年にカナダで設立された小規模スタジオだ。
「Sneaky Sasquatch」は2019年のリリース以降、Apple Arcade Game of the Yearに選ばれるなど注目を集めてきたタイトル。
今回の買収で、RAC7の2人の開発者はAppleの一員となり、ゲームの開発を続ける予定だという。
AppleはRAC7の開発者が「Sneaky Sasquatch」に注力できるようサポートするが、今後もRAC7の独立性は保たれるとのことだ。
今回の買収は、単なる提携ではなく、正式な買収であることから、今後Apple Arcadeの戦略に重大な変化が起こることが予想される。
Appleはこれまで、外部のゲーム開発会社との提携によってApple Arcadeコンテンツを拡充してきたが、ゲームスタジオの買収は今回が初めてだ。
今後、RAC7がApple Arcadeで独占タイトルをリリースする可能性もあり、Appleがさらなる買収に踏み出すのかに関心が集まっている。

▲RAC7が開発したモバイルゲーム「Sneaky Sasquatch」。
画像出典:Apple
記事リンク:https://www.pocketgamer.biz/apple-acquires-sneaky-sasquatch-developer-rac7/
業界トピックス(韓国)
韓国業界トピックス一覧

「RF Online:NEXT」、累計売上が2,000万USDを突破
NetmarbleのMMORPG「RF Online:NEXT」が、リリースから1か月で累計売上2,000万USDを突破し、今年発売されたMMORPGの中で初月の売上が最も高いタイトルとなった。
調査サイトのSensor Towerは、「この成果は『RF Online:NEXT』の人気と成功を立証するものであり、ゲームの品質とユーザーの関心の高さが反映されたと言える」との分析結果を示した。
「RF Online:NEXT」は、韓国のNetmarble N2が開発したMMORPGだ。
「RF Online」シリーズの最新作であり、宇宙空間でのメカニカルな戦闘など、従来のMMORPGとは差別化された独創的な世界観が高く評価されている。
また、戦闘用コスチュームである「バイオスーツ」を切り替えながら他ユーザーと戦うことができ、その過程で成長の実感が得られる点もユーザーに好評だ。

▲「RF Online : NEXT」の累計売上の推移。
画像出典:Sensor Tower
記事リンク:https://sensortower.com/ko/blog/RF-Online-NEXT-surpasses-20-million-in-cumulative-revenue-one-month-after-launch
NCSOFT、米シューティングゲーム開発会社Emptyvesselに戦略的株式投資
NCSOFTは5月2日、アメリカの独立系ゲーム開発スタジオEmptyvesselに戦略的株式投資を行ったことを明らかにした。
投資を行ったのは、NCSOFTの北米法人NC Westだ。
Emptyvesselは、2023年に米テキサス州オースティンで設立されたAAA級の独立系ゲーム開発スタジオ。Activision、Disney、id Software、Microsoft、Naughty Dogなどで活躍したベテラン開発者が創設に携わった。
現在、サイバーパンク世界を舞台にしたスクワッドベースの対戦シューター「DEFECT」を開発している。
「DEFECT」はUnreal Engine 5を採用したPCゲームで、2024年に公式トレーラー映像を初公開した。
NCSOFTとEmptyvesselは、今回の投資を皮切りに長期的なパートナーシップを結び、「DEFECT」のパブリッシング権など、幅広い協業について協議する予定だ。

▲NCSOFTとEmptyvesselのロゴ。
画像出典:NCSOFT
記事リンク:https://kr.NCSOFT.com/kr/pr/newsDetail/5993.do
SHIFT UP、第1四半期の売上高は422億KRW、営業利益は263億KRW
韓国のSHIFT UPが、5月12日、2025年第1四半期の連結ベースの暫定業績を発表した。
これによると、売上高は422億KRW(約44億円)、営業利益は262億KRW(約27億円)、当期純利益は268億KRW(約27億円)であった。
今期は、前年同期と比べて売上高が13%、営業利益が1.2%、当期純利益が8.7%増加し、前期と比べて売上高が33.5%、営業利益が43.1%、純利益が54.9%減少した。
ゲーム別の売上では、「Goddess of Victory: NIKKE」が前年同期比11.4%、前期比23.7%減少した。
昨年4月に発売された新作「Stellar Blade」は、前期比64.3%減少した。
第2四半期の業績は、5月22日に発売を控えている「Goddess of Victory: NIKKE」中国版が鍵を握っている。
さらに、6月には「Stellar Blade」PC版が発売予定だ。
また、次回作「Project Witches」(仮称)の具体的な内容についてのユーザーや市場とのコミュニケーションも、徐々に開始する予定だとしている。

▲SHIFT UPの2025年第1四半期の業績資料。
画像出典:SHIFT UP
記事リンク:https://www.g-enews.com/article/ICT/2025/05/202505121952428056c5fa75ef86_1
NCSOFT、「AION2」の新規BIとティザーサイトを公開
NCSOFTは5月13日、新作MMORPG「AION2」の新規ブランドアイデンティティ(BI)とティザーサイトを公開した。
「AION2」は、NCSOFTの代表作である「AION」シリーズの最新作であり、Unreal Engine 5を用いて開発が進められている。
今回新たに公開されたBIは、「AION」IPの象徴である「飛行」をモチーフにしており、原作を継承した作品であることを視覚的に表現している。
ティザーサイトでは「天族」と「魔族」が紹介されており、原作の設定である種族対種族の構図が「AION2」でも続くことが示唆されている。
さらに、インゲーム映像の一部も初公開された。
NCSOFTは5月29日、ティザーサイトと「AION2」公式YouTubeチャンネルでライブ配信を行い、ゲームの詳細情報を公開する予定だ。

▲「AION2」の新規BI。
画像出典:NCSOFT
記事リンク:https://www.yna.co.kr/view/AKR20250513052700017?section=industry/game
「Mabinogi Mobile」、リリースから50日で累計売上3,000万USDを突破
NEXONの新作MMORPG「Mabinogi Mobile」が、リリースから約50日で累計売上3,000万USDを突破した。
調査サイトSensor Towerが5月20日に明らかにした。
リリースから50日間の累計ダウンロード数は、両アプリストアの推定値の合計が100万DLを超えた。
韓国モバイルゲーム市場では、ダウンロード1位、売上2位を記録し、サブカルチャー系MMORPGの中で唯一ランキング上位に入った。
NEXONは「Mabinogi Mobile」の発売後、パブリッシャー売上ランキングで4位から1位に上昇し、モバイルゲームパブリッシャーとしての地位を固めることに成功した。
韓国市場では、NEXONのモバイルゲーム売上の約52.8%を「Mabinogi Mobile」が占め、首位に立った。
「Mabinogi Mobile」は、20年以上の歴史を持つNEXONの代表オンラインゲーム「Mabinogi」のIPをベースとして、NEXONの開発スタジオdevCATが開発したゲームだ。
アニメ風のアートスタイルとサブカルチャー的要素により、他のMMORPGとの差別化を図っている。
「Mabinogi Mobile」は、戦闘中心のMMORPGとは異なり、キャラの収集やカスタマイズ、ストーリー中心のクエスト、ソーシャルシステムなどがメインとなっている。
釣り、料理、演奏、採集、製作などの生活型コンテンツを通じてヒーリング体験を楽しめる作品となっており、強豪がひしめくMMORPG市場でのポジショニングに見事に成功した。

▲「Mabinogi Mobile」の累計売上の推移。
画像出典:Sensor Tower
記事リンク:https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=306070
「Goddess of Victory: NIKKE」、中国リリース初日にBiliBili&TapTapで人気ランキング1位達成
韓国SHIFT UPの「Goddess of Victory: NIKKE」が、中国市場で注目すべき成果を達成した。
5月22日に中国でリリースされると同時に、中国の代表ゲームプラットフォームのBiliBiliとTapTapで人気ランキング1位を占め、市場参入に成功したのである。
「Goddess of Victory: NIKKE」は、2023年10月に中国の版号(販売認可)を取得した後、今年1月から事前登録を開始し、事前登録者数はリリース日までに1,000万人を突破した。
これは、当初の目標だった800万人を大きく上回る数値だ。
リリース初日のダウンロード数は、BiliBiliで約29万8,000件、TapTapで約68万件を記録した。
事前登録者数はBiliBiliが81万人、TapTapが69万人で、中国のアプリストアの特性上、実際の数値はこれよりさらに多いとみられる。
「Goddess of Victory: NIKKE」は、2022年11月のグローバルリリース以降、世界各国で人気を集めている。
Sensor Towerの資料によると、リリースから2年3か月で累計売上10億USDを突破した。

▲左)BiliBiliの人気ランキングで「Goddess of Victory: NIKKE」が1位を占めた。
右)TapTapの人気ランキングで「Goddess of Victory: NIKKE」が1位を占めた。
画像出典:Inven News
記事リンク:https://m.inven.co.kr/webzine/wznews.php?idx=306161&site=fgo
「MapleStory Worlds」、グローバル最大同時接続者数が28万人を突破
NEXONのサンドボックスプラットフォーム「MapleStory Worlds」が、グローバル最大同時接続者数28万人を記録した。
最大同時接続者数は、グローバルサービス開始前と比べて2.3倍、前年同期と比べて7.6倍増加し、成長を続けている。
このような人気の要因として、台湾と北米で「Classic MapleStory」をベースにしたコンテンツが注目を集めていることが挙げられる。
特に、2023年8月にリリースされたクリエイターワールド「Artale」は非常に人気が高く、Twitchで700以上のチャンネルが「Artale」関連の放送を行い、最大同時視聴者数は3万5,000人を超えた。
Twitchの人気ゲームランキングでも10位にランクインした。
台湾の人気インフルエンサーであるPipi、XiangXiang、Ash、Leoも「Artale」をプレイし、YouTubeの攻略動画の再生回数は、アップロード翌日に30万回を記録した。
NEXONは、台湾でこれほどまでに「Artale」が人気を博しているのは、「MapleStory」IPが台湾で長年にわたり愛されてきたためだと分析している。
現在、「MapleStory Worlds」は台湾のオンラインコミュニティBahamutで人気ランキング1位を占め、人気指数は100万を超えた。
なお、2位と3位も「MapleStory」関連のコンテンツであり、同IPの人気ぶりが伺える。
その他にも、ユーザーが制作した様々な創作ワールドがグローバル市場で公開されており、「MapleStory Worlds」のコンテンツ多様化が進んでいる。

▲台湾のオンラインコミュニティBahamutで、「MapleStory Worlds」が人気ランキング1位を占めた。
画像出典:Bahamut
記事リンク:https://biz.newdaily.co.kr/site/data/html/2025/05/27/2025052700401.html