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  • 2026-03-10

大型IPの躍進と、盛大なリアルイベント

今月は「バイオハザード」や「ポケモン」など、大型IPの驚異的な記録や周年イベントの展開が目立った。
また、渋谷での大規模ゲームフェスやパズドラのオフライン大会など、ゲームカルチャーをリアルな場で共有・体験するイベントも盛大に開催された月と言える。

 

主なゲーム業界ニュース

渋谷ゲームスウィーク「SGW2026」開催

・渋谷を舞台にした都市型ゲームフェスで、主催は「SHIBUYA GAMES WEEK Project

・渋谷PARCOをはじめ約30拠点が参加し、インディーゲーム展示など多様なカルチャー体験が提供された

パズドラ「CHAMPIONS FINAL 2025」開催

・トッププレイヤーのみが出場権を獲得できる招待制の大会で、賞金総額は500万円にのぼる

・優勝者はファミリーァ選手で、優勝賞金300万円とトロフィーを獲得

「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR」が世界170万DL突破

170万ダウンロード突破と日頃のユーザーへの感謝を記念してゲーム内にてプレゼントキャンペーンを実施

・併せて、ユーザーの意見をもとにした環境改善を最優先で進めると発表した

「バイオハザード レクイエム」同接34万人超え、異色コラボも話題に

・発売1時間後に26万人を超え、連日ピークを更新し続けるというシリーズ最高記録のロケットスタートを達成

・夢グループとの異色コラボ企画も大きな話題に

ポケモンデーに合わせ30周年記念情報を多数発表

・「Pokémon Presents」にて、各スマホタイトルで一斉に30周年イベントが展開されると発表

・完全新作「ポケットモンスター ウインド・ウェーブ」など、多岐にわたる新情報が公開された

 

※:本記事はプレスリリース・提携ニュースメディアを参考に作成

 

渋谷ゲームスウィーク「SGW2026」開催

2026年1月21日、パルコのゲームレーベル「PARCO GAMES」は、ゲームの魅力と可能性を体験・共有する都市型ゲームフェス「SHIBUYA GAMES WEEK 2026(SGW2026)」の開催を発表した。

本イベントは2026年2月6日から15日にかけて実施され、東急不動産やNHKエンタープライズなどの企業・団体で結成された「SHIBUYA GAMES WEEK Project」が主催。
多様な人々や文化が交わる渋谷の街全体を舞台とし、渋谷PARCOや渋谷サクラステージ、渋谷ストリームホールなど約30拠点が参加する大規模な催しとなる。

渋谷PARCOでは、期間に合わせて「PARCO GAME CENTER」がオープン。
海外ブランドとのコラボ実績を持つデザイナーのKID ROSE氏を起用した空間で、ゲーム試遊やアート展示に加え、限定コラボアパレルの販売やライブイベントなどを実施し、多様なカルチャーが交差する遊び場を創り上げる。

さらに、インディーゲームの祭典「BitSummit」のアワードタイトルを展示する「404ゲームセンター」や、「神ゲー創造主エボリューション」と「ゲームクリエイター甲子園」という2大コンテストの合同発表展示会も実施。
次世代のクリエイターを見出して育てるインキュベーションの役割も担っており、開発者とファンが一体となってゲーム愛を共有できる画期的なフェスティバルとなっている。

 

画像出典:「PARCO GAME CENTER」公式サイト

 

パズドラ「CHAMPIONS FINAL 2025」開催

2026年2月15日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営するスマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」のeスポーツ大会「パズドラ CHAMPIONS FINAL 2025」が、東京都のesports Style UENOにてオフラインの有観客形式で開催された。

本大会は、パズドラeスポーツにおける2025年の集大成と位置付けられる招待制の大会。
「パズドラ プレミアシリーズ2025」のポイントランキング上位者に加え、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2025 SHIGA パズドラ部門」や「東京eスポーツフェスタ2026 パズドラ部門」などで優秀な成績を収めたトッププレイヤーのみが出場権を獲得し、今年度のナンバーワンプレイヤーの座を懸けて激突した。

試合は「4人でガチ【対戦】」モードを使用し、決勝までの全試合および決勝戦ともに3本勝負で実施。
大会の賞金総額は500万円にのぼり、賞金の受け取りに日本eスポーツ連合(JeSU)の公認プロライセンスが必要となる本格的な競技大会として実施された。
また、協賛として明治、ヨネックス、ラウンドワンが名を連ねている。

熾烈な本戦を勝ち抜き、見事「パズドラ CHAMPIONS FINAL 2025」を制して頂点に立ったのはファミリーァ選手で、優勝賞金300万円とトロフィーを獲得。
長期間にわたるポイントレースや各種大会を経て選ばれた猛者たちが集う本大会は、国内モバイルeスポーツにおける競技レベルの高さと、コミュニティの継続的な熱量を改めて証明するイベントとなった。

 

画像出典:「パズドラ CHAMPIONS FINAL 2025」公式サイト

 

「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR」が世界170万DL突破

2026年2月26日、ブシロードとワンダープラネットは、両社が共同開発した新作スマートフォン向けゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR」の世界累計ダウンロード数が170万を突破したことを発表した。

本作は、冨樫義博氏による大人気コミックおよびTVアニメ「HUNTER×HUNTER」を題材とした基本プレイ無料のサバイバーアクションゲーム。
iOSおよびAndroid向けにグローバル展開されており、国内外を問わず多くのプレイヤーから支持を集め、大きな節目を迎えることとなった。

この170万ダウンロード突破と日頃のユーザーへの感謝を記念してゲーム内にてプレゼントキャンペーンが実施されており、2026年2月26日から3月9日までの期間中にゲームへログインしたすべてのプレイヤーを対象に、アイテム「追想封筒・虹」10枚が配布される。

さらに、運営および開発チームは、現在ユーザーから寄せられているゲーム内容や動作環境に関する様々な意見や要望についても言及。
これらを真摯に受け止め、プレイヤーがより快適に遊べる環境を整えるための改善対応を最優先事項として順次アップデートを実施していく方針を明らかにしており、今後の長期的なサービス向上に向けた姿勢を示している。

 

画像出典:「HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR(ネンサバ)」公式X

 

「バイオハザード レクイエム」同接34万人超え、異色コラボも話題に

2026年2月27日にカプコンより発売されたサバイバルホラーシリーズ最新作「バイオハザード レクイエム」が、好調な滑り出しを見せている。
非公式データベース「SteamDB」によると、日本時間の3月1日午前0時において、Steam版の最大同時接続者数が約34万4000人を記録。
発売から1時間後の時点で26万人を超えており、その後も連日ピークを更新し続けるという、シリーズ最高記録のロケットスタートを達成した。

本作は、シリーズにおいて重要な意味を持つ「ラクーンシティ」が舞台で、おなじみのキャラクターレオンに加え、新キャラクターであるFBI分析官のグレースという2人の主人公の視点を通じて、新たな物語が描かれる。
Steam上でのユーザー評価も非常に高く、2万1000件以上のレビューを集めて「非常に好評」を獲得。
特に、ホラー要素に重きを置いたグレースパートと、アクション要素が強いレオンパートという、主人公ごとに異なるゲームプレイ体験が味わえる点がプレイヤーから肯定的に捉えられている。

事前評価の高さも際立っており、海外メディアの先行レビューを集計したMetacriticにおいてはレビュー件数の多いPS5版で88点、PC・Xbox版では92点、Nintendo Switch 2版では90点という非常に高いスコアをマークしており、品質の高さを証明する形となった。

また、本作はゲーム自体のクオリティに加えてプロモーション施策でも注目を集めており、通信販売事業などで広く知られる「夢グループ」との異色のコラボレーションが大きな話題を呼んでいる。

 

画像出典:「バイオハザード レクイエム」公式サイト

 

ポケモンデーに合わせ30周年記念情報を多数発表

2026年2月27日、ポケモンは、ポケモンの日(ポケモンデー)に合わせて最新情報を発信する特別番組「Pokémon Presents」を公開。
今年はシリーズ誕生から30周年を迎えるアニバーサリーイヤーにあたり、スマートフォン向けアプリからコンシューマー向け完全新作まで、多岐にわたる記念プロジェクトが一斉に発表される歴史的な節目となった。

スマートフォン向けタイトルでは「Pokémon GO」をはじめ、「ポケモンマスターズ EX」「Pokémon Sleep」「Pokémon UNITE」などの各タイトルで30周年を祝う大型イベントの展開が告知された他、世界的なヒットを記録している「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」や「ようこそ!ポケモンカフェ~まぜまぜパズル~」においても、ファンが一体となって楽しめるアニバーサリー企画が予定されている。

コンシューマー向けゲームの目玉としては完全新作タイトル「ポケットモンスター ウインド・ウェーブ」が発表。
さらに、「Pokémon Legends Z-A M次元ラッシュ」といった関連コンテンツや、新規タイトル「ぽこ あ ポケモン」「Pokémon Champions」など、今後のポケモンブランドを牽引する強力な新作ラインナップが明らかになり、SNS等で大きな反響を呼んでいる。

過去の名作に焦点を当てた復刻展開も決定しており、「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」、Nintendo Classics「ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア」などがファンの注目を集めている。
加えて、「ポケモン赤・緑 GAME MUSIC COLLECTION with GAME BOY型さいせいマシン」の発売や、新サービス「ポケモンXP」の始動など、グッズやデジタル領域での体験拡充も大々的に実施。
1996年の「ポケットモンスター 赤・緑」発売から30年という大きな節目を迎え、同社は既存タイトルのイベント連動と多様な新規路線の開拓を同時に推進する強気な姿勢を鮮明にし、リアルとデジタルの両面で世界中の幅広い世代を巻き込むこの記念施策群は、今年のエンターテインメント市場全体を大きく牽引していくことだろう。

 

画像出典:「Pokémon」公式ニュースページ