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  • 2025-07-10

市場を賑わせていたNintendo Switch 2が販売開始

今月は、先月に引き続き、リリース情報や新サービスの提供に向けた協業などのニュースが多く見受けられた。
Nintendo Switch 2は2025年1月に発表されて以来ずっと注目を集め続けており、発売日や抽選販売の当落など、新たな情報が投下される度にSNSなどで大きな話題となっている。
発売後は4日間で世界累計販売台数350万台を突破しており、非常に好調なスタートを切っていた。

 

主なゲーム業界ニュース

Nintendo Switch 2、ついに発売!

202565日に発売、本体価格は日本語・国内専用版が税込み49,980

・世界累計販売台数が発売後4日間で350万台を突破、任天堂ゲーム専用機の同期間の販売台数としては過去最高

バンダイナムコエンターテインメントがMillion Productionに出資

・スタートアップ投資ファンド Bandai Namco 021 Fundを通じて出資

Million Production2024年に法人化されたVTuberプロダクション

「ファイナルファンタジーXIV モバイル」、中国で正式リリース

20255月に中国の動画配信サービス「Bilibili」にて、6月に正式サービス予定であると発表されていた

・アプリプラットフォームTapTapにてダウンロード数18万、新着ランキング1位を記録

カバーがメタバースプロジェクト「ホロアース」の新Verをリリース

・所属タレントが本人の姿で登場する降臨機能、新エモート、新アイテム等を追加

今回降臨機能に実装されたのは「ときのそら」氏で、今後もタレントは段階的に追加されていく予定

KRAFTON、日本の大手広告会社・ADKの親会社を750億円で買収

KRAFTONは「PUBG: Battlegrounds」などを手掛ける韓国の大手ゲーム企業

・買収により、映像制作やマーケティングといったADKグループの培ってきた強みが、KRAFTONに加わる

 

※:本記事はプレスリリース・提携ニュースメディアを参考に作成

 

Nintendo Switch 2、ついに発売!

2025年6月5日、任天堂の次世代ハード「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」が発売された。

本ハードは「Nintendo Switch」の後継機で、本体の厚さを維持したまま、画面サイズ7.9インチ、最大120fps対応と、大幅に高性能化。
専用ドックは冷却ファンも備え排熱性能が向上している他、TVモードでの使用時は4K出力に対応している。

世界累計販売台数は発売後4日間で350万台を突破しており、任天堂ゲーム専用機の同期間の販売台数としては過去最高を記録。
また、ローンチタイトルとしてリリースされた作品のうち、「マリオカート ワールド(1位)」「龍の国 ルーンファクトリー Nintendo Switch 2 Edition(6位)」「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition (7位)」「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition (8位)」「龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut (9位)」の5つがトップ10にランクインした。

本体価格は日本語・国内専用版が税込み49,980円で、マイニンテンドーストアをはじめ各家電量販店やECサイトで予約・抽選が行われている。

 

画像出典:「任天堂」公式サイト

 

バンダイナムコエンターテインメントがMillion Productionに出資

2025年6月13日、バンダイナムコエンターテインメントがBandai Namco 021 Fundを通じて、Million Productionに投資したことがわかった。

Bandai Namco 021 Fundは、プレシードからレイターステージまでの幅広い成長ステージの企業を対象とする投資ファンドだ。
一方のMillion Productionは、2024年に法人化されたVTuber事業を主軸とする新興のエンターテインメント企業で、動画配信サイトにて約70万人の登録者を持つ VTuber「甘狼このみ」をはじめとする個性豊かな VTuber が所属しており、Z世代以下の若年層に対する強い訴求力を誇っている。

本件のニュースリリースにおいてBandai Namco 021 Fundは、「バンダイナムコグループの新中期計画のテーマ・項目にもある『新規 IP(キャラクターなどの知的財産)創出』や『新たな事業の柱の獲得』を目指しており、バンダイナムコグループ内での更なる連携に加え、外部連携を加速する」旨を公表。
リリースの最後は「今回の出資を通じて、バンダイナムコグループのアセットを活用し、IP を軸とした多彩なエンターテインメントを展開することで、ファンやビジネスパートナーの皆さまとともに遊びきれない毎日を世界中に提供してまいります」と結ばれている。

 

画像出典:「ミリオンプロダクション」公式サイト

 

「ファイナルファンタジーXIV モバイル」、中国で正式リリース

2025年6月19日、LIGHTSPEED STUDIOSが「ファイナルファンタジーXIV モバイル」を中国国内で正式リリースした。

本作そのものの情報解禁は2024年11月に行われており、スクウェア・エニックス監修のもと開発を進行。
2025年5月には中国の動画配信サービス「Bilibili」にて6月に正式サービス予定であることが発表されていた。

リリース後は、アプリプラットフォームTapTapで、ダウンロード数18万・新着ランキング1位という好成績を記録。PC版のリリースから11年の時を経てもなお、多くの支持を得ていることが証明された。

本作は人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」をスマホ向けにアレンジした作品で、原作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏によると、同タイトルの「次なる10年に向けたさらなる挑戦」とされている。

過去の発表にて、モバイル版は「いくつかの地域で行われるテストを経て、まずは中国本土でのサービスを開始する予定」とされており、今回の中国における好発進を受け、グローバル展開への期待値はますます高まっていくことだろう。

 

画像出典:「FFXIV_MOBILE」公式X

 

カバーがメタバースプロジェクト「ホロアース」の新Verをリリース

2025年6月20日、カバーは、ホロライブプロダクション所属のタレントが「本人の姿」で「ホロアース」に登場する機能の実装を発表。
この機能は「降臨機能」と呼ばれており、タレントがアバターではなく本人の姿でホロアースに遊びに来られるようになるという仕様で、6月25日には第1弾として「ときのそら」氏が降臨する。
それに際し「ホロアース ときのそら降臨祭」も実施され、降臨祭を盛り上げるペンライトや、ときのそら氏とおそろいのアバターアイテムなども追加予定だ。
なお、今後もタレントは段階的に追加されていく予定となっている。

ホロアースは異世界を舞台にしたバーチャル空間プロジェクトで、2025年4月24日にVer. 1.0.0をリリース。
VTuberによる3Dライブに参加したり、アバターを通して交流したり、自分のデザインしたアイテムを販売し収益を得るといったことも可能だ。

今回のアップデートでは降臨機能の他にも、「シミュレーションルームとマイルームへの新アイテム追加」「ユーザーから寄せられた要望をもとにした体験向上機能」等のアップデートも実施。
快適性が上がり、遊び方や体験のバリエーションも増えたことにより、本作のさらなる活発化が見込まれそうだ。

 

画像出典:「ホロアース」公式サイト

 

KRAFTON、日本の大手広告会社・ADKの親会社を750億円で買収

2025年6月25日、韓国大手ゲーム企業KRAFTONが、株式会社BCJ-31を総額約750億円で買収したことを発表。

株式会社BCJ-31は日本の大手広告会社ADK(アサツー ディ・ケイ)グループの親会社だ。
ADKは「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などの国民的作品をはじめ、300以上のアニメ制作に携わってきたことで知られる広告代理店で、電通や博報堂と並ぶ日本の三大広告代理店の一角を担う存在となる。

KRAFTONは大人気バトルロイヤルゲーム「PUBG: Battlegrounds」などを手がけるグローバルゲーム企業で、世界的ヒット作となったPUBGのマルチプラットフォーム展開を進めていた。

今回の買収についてADKは、「ADKグループの広告・マーケティング事業や、特徴であるアニメ・コンテンツ事業と、KRAFTONの有するグローバル IP やネットワーク、テクノロジーおよび資金力等を活かし、お互いのユニークネスを最大限活用した持続的成長が期待できる」と発表しており、「事業を次の成長軌道に乗せ、戦略的な開発・投資余力の創出や社員待遇のさらなる改善を目指す」という目標を掲げている。

また、KRAFTONのである代表キム・チャンハン氏は、「協業を通じて、KRAFTONはゲームとアニメーションの間の多様な接点を継続的に特定し、両社の強みを有機的に融合させることで、グローバルなコンテンツビジネスにおける新たな機会を創造していく」とコメント。
KRAFTONの手がけるPUBGは2021年からアニメ化が進行しており、ここにADKの映像制作力やマーケティング力が加わることで、より強固な体制となることが予想される。

 

画像出典:「KRAFTON」公式サイト